2009.9.12

 前に読んだ本にカサノヴァの話が書いてあって、それによるとカサノヴァは、清純な女学生をふたり同時に水揚げしたことがあるそうである。ひとりでも難しいのにふたりなんてどんな神業だと思うが、実は逆で、女の子は同性が同じ場所にいると安心したり競争心が生まれたりで、むしろ篭絡しやすくなるという、そういう仕組みなのだ。
 カサノヴァの言うところの、これが「性愛の複数式」なのだそうだ。
 これを読んだときはびっくりして、なぜならこれを読むずっと前に僕は、「女の子の許容する露出度は女の子の人数に比例する」という法則を喝破していただろう。この貧しい少年は学校に通っていないはずなのに廃屋の壁に相対性理論の数式を石灰で記して解いていただろう。ふたり同時破瓜という武勇伝のカサノヴァに比べ、グループで下校している少女ははしゃいだりする分だけスカートが持ち上がりやすいしそれを気にしなさやすいと気付いた僕は嫌になるくらいつましいけれど、それでも言っていることは同じだ。
 女の子って集団でいたほうがエロいのだ。多くなればなるほどエロく、さらに言えば「絶対に男の子に負けない人数」が揃えばそのエロさは無敵。すぐ脱ぐ。すぐに脱いで男の子をみんなで捕まえて陰茎とか陰嚢とかで遊んじゃう。右陰嚢担当と左陰嚢担当が声を合わせて「せーの!」ってやっちゃう。「う、うわはぁっ!」ってなっちゃう。ちなみに宇佐木学園の生徒数は中高合わせて1200人あまりで、漢文の大神先生は授業のために赴いた教室で、クラスの全生徒から弄ばれることもしばしばなんだぜ。