本当に流行ってんのかどうかよく判らない、そもそも流行ってるってどういうことなのかよく判らない草食系男子に対抗し、芝生男子というのを考える。
芝生って言うまでもなく勃起のことである。でも勃起と言ってもその勃起は、一般的なイメージの肉感を削ぎ落とした、記号としての、風のそよぎとしての、ひまわりが太陽のほうを向くような、潔癖症の上の義妹でもきっと笑いながら触れるような、「ウノって言う替わりに破皮狼の芝生を撫でるってことね」みたいな、そういう勃起のことである。
そういう勃起を標榜する男子。それが芝生男子。代表は俺。
草食系男子に関連する言葉として肉食系女子というのもあるらしくって、草食系男子だけならば新語として割とおもしろい気がするのに、この肉食系女子という言葉を出してしまった時点で一気に話がおもしろくなくなる感じのある、その肉食系女子についてなのだけど、男子が芝生なのだとすれば、その相手をするのは肉食系女子ではもちろんなくて、肉食系女子って言うのはしかし草食系男子のことも眼中になく、なんのことはなく肉食系男子のことしか見ないのだろうと思われ、要するにそれは横浜駅周辺にいる感じの、エグザイル好きなカップルであり、じゃあ芝生男子は誰が相手してくれるのかと言えば、やっぱりそれは草食系女子なわけで、草食系男子と草食系女子のカップルというのはごくごく普通で、「肉食系男子と肉食系女子のカップル」、「草食系男子と草食系女子のカップル」というのはほとんど何も言っていないに等しいが、草食系女子の彼氏が芝生男子だとすれば話は大きく変わってくるわけで、なにしろ草と草食動物である、この切っても切れない間柄、切っても切れない愛だから、1本の草を、シマウマが上のほうを食べ、ヌーが真ん中らへんを食べ、ガゼルが根っこのほうを食べるような、竿と袋Aと袋Bみたいな、そんな遊び感覚で3姉妹が俺のちんこを!? みたいな、純粋理性批判にもそのまま繋がるその感じ、この感じが芝生男子の生きてゆく正しい道なんじゃないか、と思う。
なんか3次会の庄やみたいな話になったな。しらふだけど。結論もよく解らない。