お休みの土曜日。ファルマンと正午くらいまで眠る。休日の起床時間がだんだん遅くなってきた。正午て。1日の3分の1くらいはもうその時点で終わってしまっているじゃないか。
朝ごはんを食べてからファルマンが「どっか出掛けたい」とか言い出す。そういうのは主張してもいいが、するなら昨晩のうちにだと思う。正午に起きてからそんなこと言われても、遊んでて暗くなってから帰宅するのが大嫌いな僕は、まるで気が進まない。
それで協議した結果、家の近くから出ているバスで、隣町のちょっとした商業地域に行くことに。その街には品揃えがよくて気に入り、最近ちょくちょくひとりで通っている図書館がある。ちょうど前回に借りたものを返却して、新しいものを借りたいと思っていたところだった。
いつもは自転車なので、バスで行くのは初めて。自転車だと重い本を何冊も背負って20分超漕がなければいけないが、バスだとチョー快適だった。あの自転車の労力は確実に210円なんて凌駕しているから、もう二度と自転車でなんか行かない。
図書館は相変わらず品揃えがいい。10冊借りる。
そのあとは帰りのバスの時間を確認してから、16時前というよく分からない時間帯の食事をとる。昼間からやっている居酒屋で、石焼ビビンバやフライドポテト。非常にビールが飲みたくなったが、なんとか耐えて頼まない。一瞬の快楽のために500円払ってビールを飲んで、しかも帰りにだるい感じになるより、家でコタツに入って飲んだほうが快適だと、最近になってやっときちんと実感した。大人になったものだ。ビビンバおいしかった。
帰りのバスでは、途中の停留所でバスケ部の女子中学生が集団で乗車してくる。どうやら近くの中学校で練習試合があったらしい。健康的な感じでかわいかった。高校だとそうでもないけど、中学は運動部に所属している子のほうがそうでない子よりも格段にかわいいと思う。それにしたって今日の少女たちはあまりにかわいい、これはおっさんが若い子を愛でる的なかわいさではなく、もちろんそういう感じもあったけど、集団の中にふたりものすごくかわいい子がいて、ひとりは3年生っぽくてもうひとりは2年生っぽくて、そのふたりはそれほど仲良しという感じでもなかったけど、かわいさの質が非常に似ていて、それは「バスケ部所属の中学生女子」という割と細かい条件が共通なのだから当然と言えば当然なのだけど、それでなんかそのふたりの少女というのが、かわいさ交感と言うか、互いに相手についてなんかしらのプラス感情を持っている感じが窺えて、ああ3年生が卒業するときには抱擁しちゃったりするんだろうな、などと夕焼けのバスの中で思った。それであんまり見つめていたらファルマンから「よしな」と怒られた。かーちゃんゴメン。
帰ってきてビールを飲む。うまーい。
晩ごはんは22時近くになってラーメン。変な食生活の休日。