2009.11.8

 まひろさんがホガラカノイロオゼを更新していた。
 ホガラカノイロオゼは女の子の切ない恋心を綴った少女マンガ風のブログになったらいいと考えているのだが、これがなかなか難しい。どうしても男がまひろに欲情してしまい、勃起した芝生を見せつけたり、乳輪のサイズを訊ねたり、ショーツを穿いた回数をカウントしたりしてしまう。でもそれが真実だろうとも思う。現実の男子は、少女マンガのそれみたいに、朴訥としてないんです。変態性欲の塊なんです。まひろが少女マンガを夢見れば夢見るほどに、まひろの純情は泡立てられ、魅力的なホイップクリームとなり、その甘い香りに周りの男子は欲情してしまうという仕組み。まひろが、居眠りしてしまった自分のおでこへの不意打ちキッスを期待するとき、彰介はまひろの無防備なショーツに極限まで鼻を近付けて深呼吸を繰り返す。理想と現実のギャップ。まひろのX軸(少女マンガ軸)の数字が大きくなればなるほど、彰介のY軸(エロ軸)の数字も跳ね上がるのだ。まひろに関する有名な現象に「萌え光線逆照射現象」というのがあるが、これもその並びで、「萌え光線反放散現象」とでも言うべきものだと思う。少女マンガの主人公を夢見るまひろ、そんなまひろに欲情する男、そしてそれをまひろというピュア少女視点から描く。ピュア少女視点からすれば彰介の陰毛は黒い花火にも見えよう。子どもの想像力がおぞましい怪物を作り出すように、だとすればホガラカノイロオゼとは原子力発電所のごとき、メチャクチャなエネルギーを作り出す可能性を持ったブログであると思う。1足す1は2じゃなくて、夢見る少女×男根=∞なのだ! ∞という記号がそもそも陰嚢から来ているっていうのも示唆的だと思う。最後に叔父さん軽口が飛び出た。