2009.8.3

昨日の甚平の話に関連するのだけど、女の子の、小学校5年生くらいから中学2年生くらいまでの、ビジュアル的に崩れる時期というのがあるだろう。
 あの時期をなんと名付けるか、ファルマンと一緒に考えた。
 ファルマンは最初「さなぎ期」と言い、僕が「それはあまりにもつまらない」として却下した。そこで次に繰り出してきたのがなかなかよかった。
 「ためい期」
 なるほどね、という感じ。たしかに、次から次へと出てくるニキビとか、安定しない生理とか、その時期の女の子たちっていうのは溜め息のオンパレードなんだろうな、思う。さらに言えばその時期は反抗期とも重なるわけで、なんでうちの子はこんなに言うことを聞いてくれないのかしら、という親視点からの溜め息というのもある。うん、なかなかいい。
 そして「ためい期」でももちろんいいのだけど、それ以外にいろいろな漢字の表記が考えられそうなのもいいな、と思った。
 はじめに考えたのは「為意期」。女の子としての意識を高める為の時期。
 「為移期」もいいな、と思う。移る為の時期。これは意味的に「さなぎ期」にすごく近い。
 4文字にすると暴走族っぽくなってあんまりよくない。「他雌畏期」。他の雌を畏れる時期。意味的にはけっこういい線いっている気もするが、いかんせん洗練されていない。
 「期」ではなく「域」はどうだろう、ということで「他女域」というのも考えた。二次性徴を経るそれっていうのは、もうほとんど他の女になる域だよね、肌荒れに悩んでいる君も、そのうち絶対にきれいになるよ、という希望に溢れた言葉。思春期っぽくて割といい。
 がらっと作風を変えて「溜慰期」というのはどうか。慰めばかりが溜まる時期。詩的。
 さらに「為為期」もちょっとふざけてておしゃれ。明日の為、未来の為の時期。
 そんな風に、いろいろ考えた。でもいちばんうまいのは断然これだ。
 「多迷期」。
 うますぎて可愛げがないくらいうまい。迷ってばっかの時期。