結婚式にまつわる買出しついでに、ファルマンとともに実家に顔を出す。
実家では祖母と母と4人で、手作りの太巻き寿司を食べながら、軽く結婚式の打ち合わせ。3月15日の結婚式はだいぶ先のような気持ちでいたら、あともうひと月くらいしかないのだった。俺知ってる。ひと月ってあっという間なんだぜ。
祖母から結婚祝いをもらう。「金額が大きいから帰り気をつけてね」と言われ、はいはーいと適当に頷いていたのだが、帰宅して袋を開けてみたらたしかに大きな金額で、びっくりした。
姉は夕方からしか来れないということで、今回は姪に会えず。残念だった。
3時前に実家を辞して、田園都市線で渋谷へ。ロフトやらハンズやら電器店やらを回り、いろいろ買う。マスキングテープのセットや裁断機など前々から欲しかったものが、結婚式のあれやこれやの作成用という名目の特別予算で手に入って嬉しい。プリンタのインクも含め、結局は僕のハンドメイド活動に寄与するのだろうと思う。しめしめ。
夕方になり、風が氷のように冷たくなった。池袋に移動してパルコへ。ここでファルマンからバレンタインのプレゼントをもらう。チョコではなく腕輪。大学生のころ着けていて、やがて壊れてしまったのとそっくりな腕輪をちょっと前に発見しており、それをリクエストしたのだった。ガーナチョコ30枚分ぐらいの値段。嬉しい。早速着ける。懐かしい感触だった。左手は時計なので右手に着けるのだが、文字を書くときにすごく不便なのである。この不便なストレス溜まる感じが懐かしくて愛しい。