2009.1.4

 ひとり暮しが寂しい。初日から寂しくて哀しい。
 昨日から、スーパーでやけに散財してしまう。ふたりなら作るのだが、ひとりだと作る気が起こらない。出来合いのものは僕の食に対する満足感を手作りのものほど満たしてくれないので、やけに量だけ買うことになる。非経済的だ。
 そして風呂にも入らなかった。ひとりで湯船にお湯を張るのはバカらしいが、シャワーはこの時期どうしたって寒い。結果、入らないのが一番という結論になった。
 平素からひとり暮らしの人々は、きっとここらへんをバランスよくうまいことやっているのだろう。だがにわかひとり暮らし、3日間ぐらいだけひとり暮らしの僕には、とても無理だ。
 ただ寂しい。ただ哀しい。このまますごく平和に消えてしまいそうだ。
 思えばこれは毎年のことだ。どうも去年もこんな風に、帰省からのんびり帰ってくるファルマンへの怨嗟をぶつけたような気がする。
 これでそのうちファルマンが妊娠でもしたら、いったいどうなるのだろう。