2008.11.29

 労働が休みだったので実家に赴く。今回はファルマンはついてこず、ひとりでゆく。
 実家には祖母がいて、姉も途中から姪を抱き抱きやってきた。今回も終始ぐっすりと寝ていた姪は、アルバムで確認すると姉の赤ん坊の時の姿とやはりかなり似ていて、つまりはなんとも丸々とした不細工な赤ん坊なのだった。しかし「不細工だなあ」と感じながら膝の上に乗せていると、徐々になんとも言えない愛しさがこみ上げてきて、実になるほどなあと思った。
 来年3月の結婚式が、だんだん具体的になって迫ってきているのを感じる。こちらのメンバーは結局、祖母、母、叔父、姉夫婦と姪、父、もしかしたら父方の祖母、親戚みたいな近所の夫婦、という感じになりそうだ。人数は少ないのだが、いかんせん島根への遠征なので、飛行機やホテルのことなどが煩雑でめんどくさい。まあしょうがないのだけど。一生に一度のことなので、マックスめんどくせえけどやってゆこうと思う。
 5時ぐらいに実家を後にして、池袋でファルマンと合流。そのあと地元の駅近くの居酒屋に行って、ずいぶん久し振りにふたりで酒を飲む。さいきん振り返ったことには、僕らの家には6月ぐらいから一切、家族以外の来客がなかったりする。あまりにふたりきりで外にも出ず過ごしすぎだと思う。ちょっとすごいだろう。これ。きれいな顔してるだろう、死んでるんだぜ、これ。
 でもお酒はおいしく、心地よかったので、しあわせだ。それでよい。