そしてこれは僕に限った話ではなく、ブログがおもしろいとかおもしろくないとか、そういう考え方が1年前に較べ、世間的にも希薄になっているのではないだろうか、と思う。ブログという玩具への巷の情熱はピークを過ぎて、冒頭の女子高生の生脚の話のように、然るべきもの的な認知、情報とかアフィリエイトとかネタとか足跡とか、そういうの一旦ひと回りして、まあ本人のための普通の日記でいいよね的な、ナチュラルな感じに割と最近なってきていると思う。web2.0に対抗してwebマイナス2.0、ということをこれまでさんざん言ってきたわけだが、なんのことはなく実は、2.0を経た次の階梯としての3.0は、案外と他者の介在を拒否するマイナス2.0的な概念なのではないか。僕は先取りしすぎていたのではないか。そんな風にも思う。思うけど声高に叫んだりしない。意見を求めもしない。これがマイナス2.0(=3.0)クオリティなんやで。