サイトに関して外部からの反応のなさは本当にひどく、閲覧数は大締めの「cozy ripple」以外カウンターを設置してないので定かじゃないが、それぞれ相当に低いことは疑いの余地がない。こんなんじゃダメだと思い数日前、ファルマンにそそのかされた「あわせて読みたい」というサービスをこのブログに追加したのだが、そのサービスに「あわせて読みたい」ものと提示されたいくつかのブログは、チラリと見てみると、別にあわせて読みたくも読まれたくもぜんぜんない感じで、ファルマンからも「あんたのブログだけ浮いてるね」と言われ、自分もなんかやけに恥ずかしいような気持ちがしてきて、10時間ぐらいで削除してしまった。なんだかんだで知らない人とランキングなり「あわせて読みたい」なりで並べられて、たくさんの人にぜひ読んでもらいたいというほどには、僕のなかの反応が欲しい願望というのは強くないのだなと思った。そして「知らない人」との馴れ合いへの拒否感というのは割と否定できずに存在するのだが、かと言って勝手知ったる人ばかりのソーシャルネットなんやらみたいのも理念として大嫌いで、久し振りに口にするけど我がwebマイナス2.0的スタンスとしては、結局のところ今回の「大百句」のように、孤独にグラウンドを走るのがいちばんの理想なのかもしれないなと思う。夏の出雲行の際、出雲大社での式の話で、ファルマンのお母さんから「でもこのプランだと大社に来ている一般の人たちにすごく見られちゃうかもよ」というようなことを言われたのだが、それに関しては僕もファルマンも「それは見られたいから大丈夫」と揃って回答し、ああこの感じはまさにwebマイナス2.0的だなあと思ったのを覚えている。最低限の家族以外の知り合いに結婚式の様子なんて絶対に見られたくないが、名前も知らないような人にならなるべくたくさん見てもらいたい。かと言ってその時に僕らの態度が泰然としているかと言えば決してそんなことはなくて、きっとすごく周りの目を気にしてそわそわしている。そんな感じ。