2008.5.13

 純粋理性批判と言えば、射精の描写に関し、「バケツをひっくり返したような」とか「スプリンクラーのごとく」とかいろいろ言うわけだけど、最近読んだ新刊では、射精が「どぐんッッ! ぴゅぐ!」と始まり、あまりの快楽のすさまじさにそれが一向に止まらず、しばらく主人公と女の子の間で、「と止まらないっ」とか「ああふれるっ」とかいう叫びがあったあと、1行の空白を置いて、「5分後。」となり、そこで主人公が「ふぅ、やっと止まった……」と言っていて、それが非常におもしろかった。もう量とか勢いじゃなくて時間なのだ。それも5分。まずは1分とかにしとけよ、と思うのにいきなり5分である。しかし5分間射精が止まらないって一体どんな感じなのだろう。世の中には5分間で射精に至る人間がいくらでもいるというのに。
 純粋理性批判で以前、ラストのハーレムにおいて1回の射精を複数の女の子の膣に分割して行なうということをしていて感心した、というようなことを書いたが、5分間ともなればそんなことも大いに可能だなあとも思った。ひとりあたま7秒で計算すれば、約42人の女の子の膣にそれぞれ射精することができることになる。5分間射精が続くのなら、ひとり7秒として、約42人の女の子に射精することができるのだ。あまりにもくだらない文章なので、逆に2回言ってみた。