2008.2.25

 しょこたんが記事を更新しないことに気を病んでいたら、ファルマンがこう言う。
「たしかにブログは心が蝕まれるけど、蝕まれてもその蝕まれたってことを書けばいい」
 ガツンとキモかった。やはりこの人はこの人でひどい境地にいるなあと思う。
 本日の日記も「春」とか「飛行機雲」とか「夕日」とか「ささくれ」とか、いわゆるうわのそらワードが満載ですばらしい。堪能した。
 なんだかんだでこの子は強いとしみじみと思う。毎日なんかしら「気持ちがささくれた」だの「傷ついた」だのと述べているが、4年の歴史を振り返ってみれば最初からずっと同じようなことでささくれたり傷ついたりしている。要するにきっと、ささくれたり傷ついたりしていないのだと思う。他人の言動を気にする様子はポーズに過ぎない。結局なんにも揺らいでなくて、実は孤高で屈強なのだ。なのに何が目的なのか、「ささくれた」だの「傷ついた」だのと延々と言う。そのキモかっこよさにきっと自分は惚れているのだろうなと思う。