短歌つながりでファルマンの話になるのだが、この前知ったことにはファルマンの日記「うわのそら」の記事数は現在1400ほどになるのらしい。では1400記事だとして、彼女の書くそれはいつも割と長く、それでも控え目に計上してその平均が原稿用紙2枚分だとすれば、彼女はこれまでに2800枚分の日記を書いているということになる。
それはそれで大いに異様なのだが、さらに言えば僕は一応それにひと通り目を通しているはずで、だとすれば僕というのは恋人の書いた文章を原稿用紙2800枚分読んだ男なのだなあ、と考えるとそれもまたあまりに異様であると思った。キモスギザー。
それにしても彼女のように記事数1400と、4年分の厚みを感じさせる数字がドドンと出るのは羨ましいことだと思う。僕の場合いくつものブログに分かれてしまっているため記事数も把握できないし、「俺ばかりが正論を言っている」のことを考えたら、文字数という単位もぜんぜん通用しない。なんとも残念和尚のありがたい経文だ。