2007.9.12

 帰りの車の中で、母に引越しすることを伝える。「そう言えばあんたたちってよくこれまであのスペースにふたりで暮らしてたよね」と言われる。そして先輩に引越しを手伝ってもらえそうだと話したところ、友情のすばらしさについて語られた。曰く、「昨今テレビでやけに『家族の絆』みたいなことが謳われるが、家族は努力で持てるものではなく、ある時はある、ない時はない、意志でどうにかできるものではないわけで、それのすばらしさをテレビで謳うのは家族がない人たちのことを無視している。その点友情はいつだって作ろうと思えば作れるわけで、今後はその尊さこそ謳ってゆくべきだ」とのことである。なるほど。いろいろな観点から耳が痛い。