2005.2.11

 僕は自分で自分のことを「自分を愉しませる天才」だと自負しているのだけど、なんだか最近この能力に磨きが掛かってきている気がする。もう自分でも驚くくらい毎日が愉しい。なぜだろう、サークルを引退したからだろうか。
 最近になって気付いたのだけど、運動していないと使わなかった筋肉が衰えるように、しばらく落ち込まずにいたら、落ち込む能力もまた衰えるのだと思う。脳にはたくさんの回路があり、「愉しい回路」も「落ち込む回路」もある。そして前者ばかりを駆使していたら前者ばかり通りがよくなって、使用しないでいた後者は、だんだん縮まっていくのだと思う。そうなればなるほど、あらゆることが愉しく感じられるようになって、結果的に世界は愉しいことだらけになる。と言うか、愉しいとしか感じなくなるのだと思う。そして今の僕はかなりこのような状態にある。