2010.1.10

 初夏ぐらいから、ファルマンの父親がまた中国勤務になるという。それで、今回は前回の赴任時と異なり末の娘も成人しているので、当然ながら義母もそれに帯同するそうだ。
 つまりファルマン家は、両親が海外在住という状態になる。
 これってすごいことだと思う。3姉妹の両親が海外在住って、僕はそういう本を何十冊も読んだことがあるような気がする。現実にあるんだな。しかも僕と来たら長女の夫というポールポジションにいるじゃないか。設定が陳腐すぎて意外性がないくらいにエロだ。すばらしい。
 こんなことなら婿に行ってひとつ屋根の下で一緒に暮らしていればよかった。
 しかし現実問題としてファルマン家の実家の編成が悩ましいことのように思われる。
 両親が出て行ってしまうと、実家に残るのは祖父と上の妹と犬2匹である。これはどう考えても妹がつらかろう。これには長女であるファルマンもいろいろと思い悩んでいるらしい。どうなるんだろうな。とりあえず次女は東京のわが家に来て、岡山で大学に通う三女も卒業後は東京で就職すればいいと思う。そして4人で暮らそう。
 これは元日に実家に顔を出した際にも思ったことだけど、家族って本当におかしなものだ。
 実家には祖母と母と、広島からやってきた叔父という3人がいたわけで、なんかかつて山梨で平和な4人家族をやっていたこの人たちが、50年後のいま横浜で、53歳、55歳、80歳くらいで、なんか3人とも配偶者もなしに年末年始を3人で過ごしてるのって、なんか滑稽で切ないな、と思った。家族って変なつながりだ。母が以前、「家族なんて意志の力ではどうにもならない」と言っていたが、まさにそう。母の口から出ただけに重いな。