女の子について熱心に考える時期と、それほど考えない時期があって、いまはあまり考えない時期に入っている。でも最近気付いたことに、この女の子についてあまり熱心に考えない時期もまた、僕の心は女の子とともにあり、空気みたいな存在としていつでもすぐ近くに女の子はいて、それはかつて女の子だった女性が記憶としてすぐ手許に置いているとかいうのとも違って、それよりはもっと生々しく、女の子という存在がイデアとして僕にぴたりと張り付いているような、そういうイメージ。