2009.3.21

 午後になってのんびり過ごしていたら、いつもの夫婦から電話が掛かってくる。用件は、近々引越しをすると宣言していた彼らは、我が家から自転車で20分くらいだろう所に今日まさに部屋を決めてきて、契約とかの作業が済んだところなのだが、日曜だし近いし相談したいこともあるしで、そっちに行ってもいいか、みたいなことらしい。いいはもちろんよくて、都合のいいことに今晩の我が家のメニューは、ファルマンがネットの知り合いから結婚祝いでいただいた上等な牛肉での焼肉だったので、彼らの来訪はまったくもってナイスタイミングだったのだが、ただし3連休の最終日に予定していたため部屋の片付けが未だなされておらず、我が家のリビングはまだキャリーバッグが開かれた状態で放置されているほどなのだった。夫婦と幼児の3人がいる位置は本当に我が家から近そうで、タクシーを使うと15分弱くらいで到着してしまいそうだったので、事情を話し「じゃあ焼肉の食材を買っていくね」みたいな返事を取り付け、ファルマンと僕は大急ぎで部屋を片付けた。片付けと言っても実質、リビングに散らかった様々なものを、別の部屋に持ってゆくだけだったが、なんとかリビングだけは人が呼べる環境になった。
 そうして例の夫婦と幼児が到着。おととしの9月に生まれた子どもが、すっかり幼児になっていた。前回まではまだギリギリで赤ん坊だった気がするが、もう完全に幼児。とことこ歩き、時にはジャンプだってしてしまう。