2008.8.23

 昨日の話の続きになるのだけど、そういう人たちと僕の違い、なにによって彼らと僕はwebの2.0とマイナス2.0に分かれているのかと言えば、彼らっていうのは結局は物事を「情報」とか「知識」とか、そう言う感覚で受け取っていて、だからそこには「根拠」とか「他者の同意」とかが必要で、そういう外へ外へ的な確認作業をするためにつるむ必要があるので、うざったいのだと思う。結局のところそれっていうのはつまり、理系の発想なのだ。あいつら物事なんてぜんぶ自分で決めりゃあいいのに、すごく第三者からの確証を得ようとすると思う。そこが文系の僕とは大いに違う。文系は自分の心に訊ねればそれでいいのだから。そしてコンピュータとかネットってやっぱり理系の人間の発明したものだから、理系の人間ほど使いやすいように出来上がっていると思う。だからその象徴とも言えるソーシャルネットなんとかに順応して愉しめる人間って言うのは、生粋かどうかは別として、僕に言わせれば間違いなく理系側の人間なのだ。なので好きじゃない。と言うか怖い。うざくて怖い。なに考えてんのかよく分からない。自身の目的地も分からずに他者の同意ばかり求めて、ひどく虚ろであると思う。