2008.7.30

 自分が血液型を検査していないものだから、世間で盛り上がっているような診断も興味がないし、ファルマンの血液型だってよく忘れる(最近になってようやく「たしかA型だった」と思い出せるようになった)。
 そんな生活のなかで、さいきん職場の人たちから、「破皮狼はなんだかんだでB型っぽいな」と言われるようになってきている。親のそれによりA型かB型であることはたしか、ということは伝わってあり、そして僕はなんとなく自分はA型だろうと思っているので、血液型を訊かれたときは「まだ検査してないんです。たぶんA型だと思うですけどね」と答えるようにしているのだが、そんな僕に降って湧いたB型疑惑である。
 まあ実際のところA型でもB型でもどちらでもいいのだ。
 問題なのは、はじめは「たぶんA型だと思うんですけどね」で、「まあそうかもな」と反論もされなかった僕のA型イメージが、長く付き合ううちに否定され、「お前はむしろB型だろう」と断罪された、という職場の人たちの僕への心象の変化と言うか、人間関係的な点である。
 だって僕の参加できない、彼らの普段の血液型診断トークでは、彼ら全員がA型ということもあって、明らかにB型の人間を蔑んでの論調なのである。そんな環境のなかで「AかBです」と言って、「多分Bだね」と言われる、このなんとも言えない気持ち。
 まあどうでもいいんだけど。
 血液型の話って全般的に本当に「まあどうでもいいんだけど」であるなと思う。