2008.7.24

 そんなわけで新ブログが完成しました。
 その名も「大百句」。
 要するに「学年題俳句1000詠」の、1句で投稿オッケー版ということである。
 「1000詠」がどうしてあんなに盛り上がらないかと言えば、参加受け付けの際の質問事項が多すぎたことと、1題で10句詠むという厄介さ、そして主催者のリンクとかへの嫌悪感(どこにも宣伝しないこと)によるものだろうと思われ、そのうちとりあえず1題10句という部分だけはきちんと改善したというわけである。
 でもこれはなかなかいいと思う。早速「pee*pee*mur*mur」から参加を申し込み、いま2題目まで作ったのだが、非常にさくさくできる。たとえるなら高原の夏の朝のさわやかなジョグ、といった感じ。「1000詠」ってなんかドロドロ血めいた感じがあるが、こっちはすごく若い。いい汗たくさんかいて、血がサラサラしてゆきそう。本当におすすめだ。
 参加の際の質問事項も減らし、また今回の趣向として、「100句を基本的にひとりの女の子について作るみたいな、そんなゆるやかな縛りが守れたらいいよね」的な、徹底はしないのだがそういうイメージが僕のなかにあり、そのため質問のひとつとして、作ってゆく上での「主人公の女の子の名前」を訊ねている。名前が前提としてあれば、名前によって17文字の一部が取られずに済むので、そういう意味でも効果的だと思う。
 そして実際的にサイトを盛り上げてゆくためのリンク、つまり大きく開かれ、喧伝されてゆく、ランキングの上位に入ってしまうようなサイト化計画は、もちろん基本的にしないのだが、ただし「1000詠」に較べての大きな進化として、「学年題大募集」というカテゴリを設置した。だいぶ前にちらりと「学年題を募集する掲示板を作ってみたらどうだろうか」みたいなことをつぶやいた気がするが、とうとうそれの実現というわけである。これはすごい。これまでの超閉鎖性に比較すれば、大きな一歩であると思う。もちろんそれが正式に題になるかどうかは僕ひとりの判断に拠るのだけれども。
 そんな感じで新ブログ「大百句」をよろしくお願いします。参加待ってます。