2008.6.3

 純粋理性批判への情熱が下がってきていると言いながら、やはりそればかりを読んだ1日だった。とは言え僕の現在の読書時間と言ったら、労働に向かう電車移動の時間のみなのだから、そればかり読んだと言ってもせいぜい往復で30分ほどだ。
 読む際は相変わらずシャノマトペの行に付箋を貼るという作業をしているのだが、これがそれなりに混んでいる電車だとさすがに少し気になったりもする。混んだ電車でたまに、前の人の読んでいる本なり新聞なりを覗くともなしに覗いてしまうということがあるが、それをされると僕の場合は純粋理性批判なわけだし、さらに言えば射精のシーンに来るとおもむろにポケットから付箋を取り出し、その行のところに、やけに几帳面にまっすぐと貼り付けたりするのだ。もしも僕がそんな気持ち悪い奴を見たら、喜び勇んで「こんなキモイ奴がいた」ってブログに書くところだと思う。なので微妙に周りを気にしながら読んでいる。
 この前ファルマンに、
「そんなにせっせと読んで愉しい?」
 みたいなことを訊ねられたので、
「俺は日々こうやって、世の中の純粋な理性を批判して、やがてどこかへと辿り着くんだぜ」
 とカッコよく答えた。
 そうしたら冷たく、
「刑務所じゃない?」
 と返された、という出来事があった。
 それにしたって梅雨の女子高生のシャツは透けますね。おっぱいはもちろん正面から見たほうが愉快なわけですが、それに対してブラジャーは背中から眺めたほうがはるかに愉しいわけで、なんかそれっておもしろいな、などと思いました、プロペパピロウです。