2008.6.20

 ところで今年って去年よりもシャツが透けてブラが覗ける女の子がよく見られはしないだろうか。気のせいだろうか。街を歩いていると、どうもそんな気がしてならないのだ。もしかすると風が吹けば桶屋が儲かる的な感じで、ケータイ小説がああで、ヒルトン姉妹がこうで、ラニーニャ現象がそうだと、ブラが透けることに対して無頓着の少女が増える、みたいな仕組みがあるのかもしれないと思う。そして今年の今の時期はちょうどそれが高水準で噛み合っているのかもしれない。そのおかげで毎日、精神的にすごく助かっている。今はそんな風に、誰かが生み出したバタフライ効果の影をうっすらと感じることができる程度だけど、修行を積んで7年後ぐらいには、僕自身がその気流を作り出せればいいなと夢想する。山に篭もって苦行とかやってる僧侶っていうのは、大抵そういう目的でがんばっているんだろうと思う。