2008.5.1

 1日なので「SEVENTEEN」と「nicola」と「ピチレモン」と「Hana*chu」を読む。
 「SEVENTEEN」は早くも水着特集でとてもよかった。グラビアみたいにエロくない感じが、1学期の終わりに約束したグループデートみたいですごくいい。それと、ひとりの少女が水着を何枚も替えているのを見ると、撮影現場のせわしない着替えの風景とかが浮かんできて、それもまたいい。水着撮影の前夜はおうちでお父さんとひと悶着あったりしたのかな。堪能。
 中学生向け3誌(水着は来月)は揃って新作の略語の特集をやっていて、全国の読者から送られてきたという触れ込みで、「AKY」(あえて空気読まない)だとか、「KDDI」(キモくてデブ。でもいいやつ)だとかの、なんとも嘘くさい略語がいろいろ紹介されていた。
 そのなかで特に印象に残ったのは「ST」というもので、これはなんの略語なのかと言うと、なんと「生理痛」なのらしい。ふもー!と思わず2日連続で興奮してしまった。
 とは言え実際これは略語と言うより隠語だよなと思う。男子とかいる前で言うときに、「ウチ今日はSTだけん、体育は見学だわ」みたいな感じで使うんだと思う。なるほどなあ。と言うかそんなこと言ったらそもそもが「生理」だって「月経」の隠語と言うか言い換えなんであって、それをさらに「ST」と言い換えるのって本当にすごいと思う。
 しかしながら月経って表現をぼやかせればぼやかせるほど、逆に生々しくなるんじゃないかという気がする。それは股から血を出している女子中学生が、「ウチいま月経痛だけん」とは言わないのに対し、「ウチいま生理痛だけん」は言うかもしれないし、「ウチいまSTだけん」は割と容易に言いそうだからだと思う。表現の生々しさと現実の生々しさは反比例するの法則。堪能した、と言うか非常に勉強になりました。
 「ST」は学年題にすると中3だろうか。しかしそれよりも「女の子すらんぐ」にドンピシャの言葉だよな、とも思う。なんか俺いろいろやってんのな。かしこん。