2008.1.12

 昨日書いた学年題の6人の少女について、彼女らが6姉妹であると考えたとき、中学1年生の「歩」、中学2年生の「茜」、高校3年生の「綾」と、3人のイニシャルがAで被っているのはよろしくないのではないかと思った。そこでその3人のうち2人の名前を変更することになったのだが、しかしこれがそう簡単な話ではない。
 中学1年生の歩は「あゆみ」ではなく「あゆむ」で、自分のことを「ボク」と呼んでしまうボーイッシュなサッカー大好き美少女である。中学2年生の茜は反抗期で生意気、しかし長い髪がサラサラで小さい子が大好きな一面もある優しい美少女である。そして高校3年生の綾は6姉妹の長女として大人の貫禄を身に纏いながらも、運動神経が悪くよくドジを起こしてしまう泣き虫美少女だ。それぞれその名前でしっくりと、キャラクターまで出来上がってきてしまっているのだ。
 それでも無理やりに作業をするめるとして、この3人の中でいちばん変えられないのは誰かと言えば、やはり中学2年生の茜となるだろう。かろうじて「梓」になら変えてもいいかと思うが、それもイニシャルがAなのでここでは何の意味もない。やはり茜は茜だ。
 結果として歩と綾をなんとかしなければいけないということになる。
 そこで熟慮に熟慮を重ね、具体的に言うと今日の僕という社会人が労働をしている間の大半の時間をその思考に捧げ、前者を「心」(こころ)、後者を「円」(まどか)と変更することに決定した。
 つまり、中学1年生が「心」(K)、中学2年生が「茜」(A)、中学3年生が「郁」(I)、高校1年生が「環」(T)、高校2年生が「瞳」(H)、高校3年生が「円」(M)となる。
 これで行こうと思う。どこへ、というわけではないけれど。