頭がうまく働かないときは折り鶴を作ることにしている。これがなかなかよい。頭の働き具合と出来上がった折り鶴のクオリティは如実に表れるからだ。
なにしろ頭がそんな状態だから折りはじめるわけで、はじめのうちはあんまりうまく折れない。バランスの悪い鶴になる。しかし黙々と折っているうちに、だんだん鶴がきれいになってゆく。そうなったときは頭がすっきりしたときだ。iPodなんていらない。NO ORIDURU NO LIFEだ。
ちなみにこの数日の鶴はあんまり造詣がよろしくない。いま黙々と折っている。
そういえば「折る」と「祈る」はよく読み間違える。だからこの文章の「折る」も「祈る」と読んでくれて一向に差し支えない。