2009.3.17

 ちなみに「終わったあとは全部に色を塗る」ということを前に書いたが、もちろんこの考えは変わっていないのだけど、それはいつでもできるので後回しにして、とりあえず先に、今度はA4くらいの紙にまたおんなじ感じで猫を描いていこうと思っている。今回のそれは大きすぎてできなかったのだが、A4ならスキャンできるので、スキャンしたら台紙みたいな感じでいろいろ使えるのではないかと目論んでいる。例えば厚紙にその「猫柄」とでもいうものを印刷し、それを使って例えば箱的なものを作ったりすることも可能なのではないかと思う。あるいは布に印刷をして、巾着袋とかにすることも可能だ。そういう商品的な方向性も、ないことはないのではないかと思うのだ。猫の絵は、僕以外の人間にはあんまり判らないと思うが、描いているうちにやっぱりだんだんうまく描けるようになってきたのだ。先に書いたボードの下半分よりも、後に書いた上半分のほうが明らかにうまい猫が描けているのだ。色塗りはいつでもできるから、とりあえず早いところ、この「うまい猫が描ける感覚」を失わないうちに、そのA4の紙に猫を描くというのをやろうと思っている。思っているのだが、結婚式みたいに締め切りのあることでもないので、なかなか腰が上がらないで困る。猫がうまいこと描ける感覚が失われてゆくのをぼんやり憂うなんて、なんて平和なんだろう。徴兵制とかがない日本のことが大好きです。