大学時代の友人が結婚を祝う飲みを企画してくれたので行く。前回はサークルで、今回はサークル連盟の集い。なぜか大学生の頃サークル代表みたいな感じで、そんなものにも参加していたのだった。今の自分からすると考えられないのだけど。
卒業以来まったく会っていない人がほとんどだったのだが、みんなあんまり変わっていない。変わったのはやはり、去年の夏の飲みでもバッタリ会った、今回の飲みの幹事をやってくれた落研の男が、やけに太っていたくらい。
1次会は屋台村という中華系の居酒屋で、ものすごく懐かしかった。前回の飲みではお志ど里に行けたし、今回は屋台村に行けたし、どちらの飲み自体も本質そのものが要するにそういうことなので当然と言えば当然なのだが、結婚報告にかこつけて同窓会的な、回顧的な目的が達成できて本当によかった。あとはなんかの折にトキとメルに行ければ言うことない。
飲みは、懐かしいわ、みんなプレゼントいっぱいくれるわ、代金がタダだわ、なんか申し訳なくなるような扱いだった。それなのにきちんとそれに報いないと言うか、前回のサークルの時と同じく、自転車で来ていた僕はやはり、午前1時過ぎにブーイングを受けながらお暇したのだった。まったくねえ。自分でもどうかと思うのだが、どうしても夜通しってもうできない。だってきっと朝までいなかったからこそ、前回のサークルのも含め、どちらの飲みも今いい思い出として処理されているのだ。だからしょうがない。逆にこれは幹事に対しての僕なりの、愉しむための仁義的なものなのではないかと苦しい言い訳をしたい。
ところで僕が帰ってきたら、会社のほうの飲みに参加していたファルマンがまだ帰宅しておらず、電話をしたらああだこうだとピンチなようだったので、深夜料金とか言ってないでタクシーで帰って来いと命じる。25歳にもなってファルマンはタクシーで泣いたという。なんて迷惑な女だろう。
でもまあ電車なら200円くらいのところを5000円くらいかけ、いちおう無事にファルマンは帰ってきたので、そのあとなんとか平和に眠った。そんな感じの週末だった。