1日なので「SEVENTEEN」などのいつものラインナップを読む。月の頭にそれらが一斉に発売され、内容をチェックすることで、今月もがんばろう、という気分にさせられるのはとても理に適ったことであると思う。さすが世の中ってよく考えられている。
今月おもしろかったのは「SEVENTEEN」と「nicola」。今月はそろそろ夏休みのため、話題は学校での過ごし方とかじゃなくて、夏を一緒に過ごすための異性関連の特集が多かった。読んでいて、女子ってこんなにも男子の目を気にし、男子と遊びたがっていたのか、と改めておののいた。本当に、なぜこの情報が高校生当時の自分まで伝達されてこなかったのだろう。今からこうしてブログなどで喧伝していれば、人づてに時空を超えて、当時の僕にメッセージが届きはしまいか。女子中高生は割と男子の裸とか見たいに違いないよ、とか。もっともこの情報などはうっすらと、現代の僕だってまだまだ活用できるのではないか、僕の裸だって女子中高生は見たくないことはないのではないか、と思う部分はあるのだが、さすがにもうちょっと失うものが大きくて実験することは不可能だ。保守的な大人になっちまった。なのでやはり高校生の自分に声を届ける必要があるのだ。届け、届け。君に届け。
ちなみに今回の通読でもっともおもしろかったのは「nicola」の、紹介されているコーディネート(CD)に付されていた、編集者による煽り文句、
「マリンボーダー×デニムって誰しもが愛しちゃう!」
で、この「誰しもが」という言い回しに、そう言えばこの「告ハグ」(告白&抱きつき)とか「色ち買い」(色違い買い)とかホザいてる雑誌を作っているのは立派な大人なんだよな、と気付かされハッとしたのだった。「誰しもが」って。