2006.9.6

 インターネットが相互参加型になってきているのが好ましく感じられない。
 なんと言うか、コミュニティの感じが嫌なんだと思う。ルールとか責任とか。そういうのが現実で面倒臭いのでネットを始めた感じなのに、なんかネットもまたそういうことになろうとしている。解せない。
 もちろん便利なんだろうとは思う。百科事典とか。
 ただコミュニケーションツールとしてのそれは許せない。要するにmixiらへんが許せない。ぼくらの世代はまだいいけれど、mixiがはびこる世の中で育つ子どもは、書籍や新聞のような、個人で情報を得る手段に価値が見出せなくなるのではないかと思う。あるいはそれで得た知識や感想を他人と共有せずにはいられなくなったり。それはきわめて気持ちが悪い。大きなものに組み込まれてしまうのでは、その人が生きている意味がなくなってしまう気がする。
 ぼくにとってホームページはもちろん、ブログも主張や発表のためのものなのだ。あくまで一方的。折衷案なんて必要ないんだ。シャングリラなのだから。これはダメな考えなんだろうか。未来のコミュニケーション人に疎まれるんだろうか。