女の子が普段から使っている言葉を卑猥な言葉の言い換えなのだってことに仕立て上げようじゃないかのコーナー
題して「女の子すらんぐ」のコーナー。
男ならば誰にだって、マイナーなエロ用語を、それの意味を知らない女の子に唱えさせ、いい気持ちになった経験があると思うが、この企画はそれのためのエロ用語の温床を積極的に作り出していこうというコンセプトである。
たとえば<モーツァルトぱっくり開いて迎え弾く 橙色の音楽室ゆけ><音楽史たけく攪拌せりタクト スカートの中モーツァルトの調べ>などと詠ったように、ご存知のとおり僕は『モーツァルト』を、女性器のスラングへと仕立て上げただろう。
これによって僕は今後、女の子が「モーツァルト」と口にするたびになんとも満ち足りた気持ちになることを可能としたわけである。なにもないところからエロスを生み出し、かつ日常をスリリングにしている。我ながらなんとエコロジーで素晴らしい手段かと思う。