2005.3.12

 そこで僕らには「美少女」に換わる少女の新たなる描写が必要になるわけです。「美少女」ほど強い意味を持たず、かつ少女の魅力を全般的に包括したちょうどよい描写が必要なのです。そしてそんな需要に、この「少女は子宮が小さい」という着眼は見事なまでに合致するのではないではないかと思います。
 すなわち「子小女」。
 これは読んで字のごとく、「子宮の小さな女」(=発育途上における一瞬性のきらめきを持つ存在)として少女を表しています。これならば「ネコ耳美少女」「水着美少女」「美少女メイド」「美少女学級委員」などにおいて感じていた「美少女」という言葉の、その形骸化に伴う無意味さと言葉のバランスの崩壊が、「ネコ耳子小女」「水着子小女」「子小女メイド」「子小女学級委員」といったように、目立たずにがっちりと、かつ全体の魅力を損なうことなくカバーできるのではないかと思います。